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丸谷 誠 丸谷 誠

BALL WORKS
代表

PROFILE

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アッパー修理をメインに行うBALLWORKS代表。
主なメニューにShoes Refact(アッパーの染め変え)がある。
Refact:既成事実(fact)を(Re)再び塗り替えるという意味。
直接の窓口は持たず、UNION WORKS専門のShoes Refacterとして創業。
全ての作業とその全行程を2名のみで行っている。

ケミカルウォッシュ!

最近天気が不安定な日が続いていますね。

急な雨は気分的にも嫌なものですが、靴にもとんだ被害を及ぼす場合があります。

その日は気づかなかったけど、数日後に見たら、


Ball Works画像①.JPG


!!!


なんだこのデコボコ!

てなことになってたりします。

これは革の内部にシミが残ってしまって革表面を内側から押し上げて
しまっている状態です。

ちなみにこの状態になった場合は、リムーバーなどでこすりまくっても革の表面を傷つけるだけで治らないので、どこかしらの業者さんに依頼することをお勧めします。

色々なやり方がある中で水洗いがポピュラーだと思いますが、BallWorksでは
水洗いはしていません。
特に否定している訳でもなく、どうしても時間がかかっちゃうんですね。
乾燥させたりとかとか。

なのでウチは色んなお薬を使います。

ウォーターウォッシュならぬケミカルウォッシュ!

なんだか革に悪そうだなと思われそうですが、ノープロブレム!

ここまでデコボコになっちゃった状態は人で言うならインフルエンザみたいなもんです。

インフルエンザはそこそこな薬使わなきゃ治らないでしょ?

で、まずは革の中にお薬を染み易くするためのお薬をつけます。

その後、強いお薬で革内部のシミや塩を革表面に引っ張り出します。

こんな状態になります。


Ball Works画像②.JPG


そしてまた別のお薬で革表面に固着したシミや塩を溶解しながら除去!

こんな感じ。

Ball Works画像③.JPG


だいたいの場合、色が抜けます。

これは革の内部に溜まったシミを引っ張り出す際に色も同時に
引っ張り出しちゃうからです。

なので色抜けしたところに同じ色になるように染色します。

最後は乳化性クリームで軽く磨いて完成!


Ball Works画像④.JPG


キレイになりました!

この手のシミ抜きの作業リードタイムは2~3日です!

早いでしょ!

靴見てこんな感じのデコボコが発見された方は是非!

やっぱりエドワードグリーン!

毎日毎日朝から晩までありがたいことに沢山の靴を触ります!
多種多様な靴をいじり倒してみて感じることが、やっぱりエドワードグリーンはいい!ってこと!

なぜか?

それはカッコイイから!
僕が言うカッコイイはバランスいいって意味です。
なんて言うか、たぶんこの靴なら5年後くらいも好きで履いていられるな!みたいな。

矛盾してますが、瞬間的にカッコイイ!って思わないってとこが僕は重要で。
瞬間的にイイなって思うモノって大概その時その時の流行りや気分に近いモノで、
どこか一部分が突出したデザインのモノであることが多いです。
エドワードグリーンは本当にオーソドックス!
どこにもアイコン的な意匠もないし、ずっと変わらない!
とりわけシャープなわけでもないし、せいぜいラストで判別できるくらいで。

だけど...

何年かしてみて、結局手元に残る靴はエドワードグリーンだと思います。
僕も色々な靴を履いてきたと思います。イギリス製の既製靴から東欧のビスポークまで。

でも最近になって気付いたんですが、今のローテーションのスタメンは
全部エドワードグリーンでした!
シミが付いたり、キズが入ったり、退色したりとする度に自分で染め直したりしながら...

ストラスブルゴのお客様の中にも同じ感覚を持った方が間々いらっしゃるようです!
この靴は大阪店のあるお客様のもの!
一度もお会いしたことはありませんが、伝票のお名前を見る度になんだか少し嬉しくなります!
伝票一枚と靴だけを介在したお付き合いなのになんだかすごく近く感じてしまう!
なかなかやめられませんねこの仕事!


ビフォア
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アフター
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ビフォア
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アフター
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Ball Works co.ltd

Refact 逆?

今回はいつもとは逆パターンの染め替えのご紹介!

本来、靴の染め直しは淡い色目から濃い色目への変更とさせていただいております。
ですが、なかなか定石通りにはいかないのが現実!
ということで、今回はイレギュラーな濃い色目から淡い色目への変更をご紹介します!

言わずと知れたトリッカーズのカントリー

001.JPG
 
かなり黒に近いダスキーブラウンで、これはこれでカッコイイですね!

これを薄くして、履き込んで退色したようなマロンアンティーク調へ変えていきます!
薄くする場合、脱色剤などで強くブリーチして色を脱いていると思われがちですが、
ウチではそういったやり方は行いません。

違う色の染め粉を作って、元の色を時間をかけて希釈していくことで徐々に色味を変えていきます!
 
できました!

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どうでしょ?
爪先をより薄く退色したような感じに!
 
※因みにこのメニュー、黒からの変更の場合はかなり限定があります。
 
 
そんなことよりマロンアンティーク!
ネーミングが洒落てる!
 
マロン...... 
 
秋ですね~!

 
因みに深キョンのワンコの名前はメロンですって! 
どうもすみませんでしたm(_ _)m
 
 
Ball Works co.ltd